2019年04月02日

二つの蕎麦屋 ~ペンは剣よりも強いので~

蕎麦が好きなんです。子供の頃から家で茹でる蕎麦、立ち食い蕎麦、町の蕎麦屋、そして老舗や新規の有名店などあちこちで食べてきてますが、どの蕎麦にもそれぞれの持ち味があって、いつも楽しんでいます。
結婚して登戸に住むようになってから、いくつかの蕎麦屋を発見しては食べ、気に入らない時でもしばらく時間を空けて、もう一度行ってみたりして。

その中の一店が、リニューアルしたので顔を出すと、進歩している!めちゃくちゃ嬉しい。
近くのお店が頑張ってくれるのは本当に嬉しい。

その後、ちょくちょく行くようになると、
その度に色々良くなっている。
日本酒の資格もとったらしく、お酒も充実。

最近そこに行った時に、こんなことがあった。
僕が店に入る直前に団体客が来たようで、
おそらく入りたてのバイトの子がものすごく
テンパってる。

こっちを気にして、僕に申し訳なさそうな顔を
しながら団体客の注文を聞いたり、料理を運んでいる。  

僕がゆっくりやって下さいと声をかけるも、
申し訳なさマックスな表情で必死に頑張ってる。
見ていると、決して要領が悪い訳ではなく、
慣れてないといった感じ。

個人的にはくつろいでいたし、このバイトの
子はすぐに一人前になるだろうなと思いながら、
その月限定の牡蠣蕎麦を堪能。

北海道の蕎麦の名店玉川庵の名物としては
知ってはいたものの、初めての挑戦。
牡蠣のエキスと、蕎麦つゆって合う!
一歩間違うと生臭くなるんだろうけど、
その辺はしっかりクリアしてて美味。

もう一つ、ちょこちょこ行く店があって、
そこは歩いてはいけない距離なんだけど、
そこの蕎麦が好きで、一度は自分の
誕生日の夕食にも使ったほど。

数年前までは、バイトの子もしっかり
していて本当にいい店だと思ってたけど、
前回くらいから、少し変な感じがして、
どうなってるかと気にして行ってみたら、
悪い予感的中。

お店中に商売っ気満載の張り紙が多いのも
好きじゃない。こんな店だったかな?
そして、バイトの子。
慣れてないのは仕方ない。
忙しくて対応遅れるのも許容範囲。
第一印象はいつも笑ってていい感じかと
思ったけど、失敗しても、わからないことが
あっても同じ笑い。で、進歩しなそうな感じ。

料理を運んで来ても置き方が変だし、
飲み物の内容を訪ねても知らない。
僕の飲み物が空になりかけていたが、
皆さん忙しそうにしてるので様子を伺って
いたら、誰も気にしないどころか目も合わない。
僕の後に、老夫婦となかなか味のある老人が
入ってきたけど、彼らが気の毒に思った。

せっかく美味しい蕎麦を食べて楽しもうと
して来ただろうに。こんな気の利かない接客
では料理も台無し。

と思ってたら案の定、二つしかない
注文を忘れ、お客さんが心配するという
小さな事件が勃発。

そこには接客側の長みたいな人はいたので、
この店の将来が危ぶまれます。
おそらく息子なのか弟子なんかが入って、
商売っ気丸出し体制の一環として、
あの接客の見落としてなんだろうなと。

頭にくるというより悲しくなった。
しかもうちの近所の店よりも流行ってる。
音楽もそうだからきっと、お客さんとしても
おそらく僕は少数派なんだろう。

でも、僕は蕎麦に関してはプロでもないし、
なんの責任も取れないのでお店の名前は
出しません。生活がかかっているし。

皆様も、自分が専門じゃない分野で
偉そうにネガティブな情報をネットで
拡散するのはもうやめにしましょう。

褒めるのは是非名指しで。ダメ出しは
直接伝えるか、匿名で。
音楽に関しても同じことが言えます。
プロは生活がかかってます。
全員に好かれないのも理解しているし、
批判も聞く準備はできてますが、
ネットで悪い評判たてたりするのは
違うでしょう。

かといって皆が褒め合うだけのも嘘な訳で。
批判や批評はプロに任せましょう。
自分で蕎麦屋の批判しといてなんですが、
お店の名前は伏せているのでセーフ。

政治に関しては、有権者は監督責任があるので、
ガンガン批判、批評しましょう。
税金払って使わせてやってるんだから!

posted by shinjibass at 15:24| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年11月16日

一事が万事。

2018年の10月の後半、念願のアメリカツアーを経て、ライブや
レコーディングもしつつ、ルート66を西から東へ進む旅を終え、11月。

今のアメリカの良い所、悪い所、自分なりに見たものと、実際とのズレに気づき、
フロイドを通じて知り合えたミュージシャンの
レベルの高さに驚き、それに無理なく溶け込めた僕と文が今までやってきた
こと、音楽や言葉に対する努力が間違っていなかったことを確認できたのは
大きな収穫でした。決して『お客さん』になることがなく、仲間として彼らと音楽を
創ることが出来たのは、日々の努力の賜物。

ミュージシャンになろうと決めた時から、日本でどうのこうのは考えず、世界標準
だけは超えたいと思っていた自分にとって、世界屈指のミュージシャンが集う
ナッシュビルでのレコーディングにすんなり対応できたのは、皆さんが想像する以上の
喜びを感じながらの作業で、いつも通りの雰囲気を出すことで精一杯でした。

エンジニアを含めた全員が音楽を理解しながらの演奏というのはこういうことか、
震えるほどの喜びを感じたこの経験はおそらく日本では再現不可能に近いでしょう。

そんな喜びの裏で、ナッシュビルの観光化、ビジネス色の行き過ぎによる音楽家の
レベルの低下、それによるリスナーのレベルの低下など悪いところもたっぷりと
目の当たりにして来ました。

正直さが特徴だったカントリー音楽からどんどん正直さが失われ、テンプレートの嵐。
「こうやったらカントリーぽいでしょ?」的なフレーズ、音色の乱用。どこにも魂は無い。
それでも景気の良さからか、腕のいいミュージシャンがいるのがナッシュビルの良い所。

名前につられて『お客さん』感覚でアメリカへ行く人達は、大枚をはたいて録音するような素晴らしい
スタジオも、中に入れば拍子抜けするほどの低下価格。
そりゃあそうですよね、日本でもミュージシャン同士の繋がりで
スタジオやミュージシャンを安く雇えますから。
お世話になった皆様!今後もよろしくね!

とにかく、世の中スピードアップしすぎてディテールとかどんどんどうでも良くなっている
みたいで、アホでもわかるカントリー、アホでも楽しめるジャズ、みたいにやらないと
まずは話題にもならない。恥ずかしいような演出をしないと気づいてくれない。

で、映画ボヘミアン・ラプソディー。
イギリスなどのまともなメディアはしっかり酷評してくれたらしいですが、
とにかく時系列がむちゃくちゃすぎて話にならない。
状況が違えば同じセリフでも意味が変わるくらいはわかりますよね?

それでも、そんなのどうでもいい。映画は脚色当たり前、感動したから嘘でも良いなど
そんな意見の多いこと多いこと。しまいにはクイーンはそもそも評論家受け悪かったけど
最終的にビッグになった。この映画も一緒みたいな😭

そこまで言われるとつける薬がありません。自分に置き換えてみて!
自分の最愛の人をすり替えられたら?
連帯責任をいつの間にか自分のせいだけにされたら?しかも死後。
駆け出しの大変だった頃がなかったことにされてたら?
それでも他人が楽し埋めれば良いですか?

しかも、劇中の歌に関してものすごい違和感を感じました。
僕の感覚的には、ピュアなフレディーの歌は2割あったかな?って感じです。
あとは加工なのかものまね君なのか。主演の彼が頑張るならまだわかるけど
あのごまかし感は僕の一番嫌いなパターン。

歌い回しとか、癖とかのわかりやすいところを必要以上にモノマネする感じは
心底頭にきたとしか言いようがないです。もちろんフレディーの歌を全ステージ
聞いたわけじゃないし、そういう録音もある可能性もゼロではないですが、
絶対ないと言い切れる雑さ。おそらく物真似君と混ぜつつ加工しつつだろうと思います。

なのでそれほど聞き込んでない人が気がつかないのも仕方ないし、むしろデフォルメ
なので『よりフレディーっぽい!』と思った人もいるかもですが、あれは0点です。

今やアメリカでもブランソンというモノマネの街が栄えてるので、
世の中的には面倒なアーティストよりも、過去の物真似をするミュージシャンの方が
人気が出る時代なんでしょう。日本ももうすぐそうなりそうですね。

クラシック音楽が死に絶えた道を順調にたどっているわけです。
皆さんに問いたい。本当にそれで良いんですか?
政府が嘘をついてもそんなもんだと我慢し続けるんですか?
結果偽物ばかりあてがわれても後悔しないんですか?
簡単に楽しめたら、今が良ければそれで良いんですか?

とりあえず僕には迎合は無理なので、どんなに損しようがこのまま進みます。
スーパースター、大金持ち、政治家、マスコミは信じません。
そういう時代は終わりました。もしかしたらなかったのかもですが、
音楽は素晴らしい。文化、芸術は素晴らしい。

posted by shinjibass at 20:59| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年04月23日

今年最初の機材の見直しはこんなところから。

ひょんなきっかけで使ってみたらしっくりきてる
のは、『Richter』ストラップなんです。
ベースを始めてから色々探し続けて、たどり着いたのは
結局良質の革のストラップでした。使い込むことで
フィット感も増すし、丈夫で見た目も良い。
とあるブランドのストラップで満足していたのですが、
考えてみれば、その革のストラップの場合、長さの調整に
苦労することが多く、色々工夫して使っていました。
かといって、質感や、見た目の問題で便利な他の素材に手をだす
気にもならなかったのですが、そんな不満を全て解消してくれます。
個人的に言えば、ストラップの長さを調節する方を一番短くする
ようにしながら、エンドピンに一番外側の穴を通した状態が今の
ベストポジションに。DSC_0023.JPG

革の質も最初から使い込んだ時に近い感覚で
楽器のフィット感がちょうどよく、ストラップ自体も軽いせいか
楽器が軽くなったように感じます。
後でその他のラインナップを見たところ、デザインや材質の
バリエーションも豊富なので、楽器や演奏スタイルにぴったりな
ストラップが必ず見つかることでしょう。
IMG_1859.JPGDSC_0009.JPG17264480_310139579401955_7939436706772290180_n.jpg

Richter(リヒター)のBeaver's Tail Croco(ビーバーズテイルクロコ)
9cm幅、長さ87-125cm、裏地マイクロファイバー、定価22,000円+税
http://www.otf-bass.com/beaver.html
posted by shinjibass at 19:07| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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