2018年10月17日

ご無沙汰してました!

Facebook、Twitter、Instagramなど手軽に
世の中に色々発信出来るツールがあったり
色々な理由でブログへの意識が遠のいた
のですが、一番の理由は、カントリーを
歌うようになって、自分の言いたいことは
歌を通して言えるようになったのが大きいです。

英語の歌なので、日本の皆さんにどれくらい
伝わってるかはさておき、毎回とても良い気分
になれます。政治、酒、男女関係、シリアスな
ものから、くだらないものまで。大人が大人
として違和感なく表現できる内容です。

カントリーを始めてから、どうしてカントリー?
といった質問を受けることが多いので、ここに
まとめて書いておこうと思ったんです。

2000年に東京に来てから色々なことが自分にも
周りにも、日本にも世界にも起こりました。
僕の目には日本の悪いところが改善できる
いいきっかけにも思えましたが、なかなか
そうもいかず。音楽や芸術、文化の価値観は
全く定まらず、不景気に負けてどんどんと
下品な方向に向かっています。

そしておそらくその方向は変えることは
出来ないでしょう。でも考えが違う人も
沢山いて、僕もその一人です。歴史とか、
伝統とか、しがらみとか、関係なく悪いもの
は変えるべきだし、変わらないとしても
変えるように働きかけるのは必要です。

でも、皆が政治家ではないので、選挙に行く
のは当然として、自分の仕事の中で世の中を
少しずつ変えていくことが重要なんじゃないか
と考えるようになりました。

まずは、近くの人を幸せにすること。
お金に負けて、ろくなことをしない連中が
儲かるような経済活動は避けること。
これが一番いいんじゃないかなと。

わかり易いものにはろくなものが無いという
ことを知ること。シンプルとわかり易いは違う。

そう考えた時に、僕は音楽家として
いわゆるポップスと呼ばれるものには
加担できない体になりました。

時代によって良いポップスがあるみたいな
屁理屈は無視するとして、必要以上のお金を
子供だましでもなんでもいいから稼ぐみたいな
感じのは完全にNGです。悪いとは言いません。
僕はもうやりたくない。

世の中のミュージシャンが、みなこんな考えに
なってくれたら、とりあえず、街で流れる音楽の
質がぐっと上がるだろうなー。

内容も世の中への影響が大きいものが
沢山出てくるだろうなー。いい意味で。

いずれにしても、今の日本で聴こえてくる音楽
のほとんどは、西洋音楽で、日本のものでは
ありません。よく英語圏の失礼な連中が、
どうして日本人なのにアメリカの音楽をやるの?
と聞かれますが、じゃあ日本語なら日本のなの?
そのレベルの人達にはそれくらいしか言えない。

たまに芸術の携わる人もそんなことを言うけど、
じゃあどこで区切る?どっちにしても僕の世代
周辺の人間は子供の頃からギターとピアノの
音楽聴いて育ってるんです。

確かに日本の音楽ではないというのは
どうしても逃れられない事実で。

でも良く考えると、フランス料理やりたいなら
フランスに行くだろうし、フランス語も覚える。
クラシックやるなら、ドイツ語は覚えるなど、
いわゆる本場であったり盛んな場所、そして
その国の言語は無視してはいけない。

で、僕はカントリーとか、ロックとか、
アメリカのルーツ音楽がやりたいので
英語を覚えました。まだまだ覚えることは
多いですが、一年で相当変わりました。

そのうち英語が出来ないなら、英語圏の音楽
は厳しいよねー。みたいな時代になって欲しい。
言葉の問題を超えて素晴らしいスキルの音楽家
がいることは知ってますが、本場からは本当のいみでは相手にされていないのが現実です。

真似は出来ても創り出せないのもそれが
一番の原因です。日本の〇〇はもうやめて。

ところが、世の中が子供っぽくなってるのは
世界中同じで、自分のサウンドを創っている
人よりもトリビュートバンドの方が人が
集まる時代です。どんどん昔の有名人が死んで
行くので、ライブでマスターピースを聞くなら
トリビュートバンドってことですね。

完全にクラシックと同じ流れを辿ってます。
ジミやジャコ、マイルスが生きていたら、
相手にもしないようなトリビュートバンドが
今後全盛を迎えると思うとぞっとしますが、
音楽家としても、10代に思い描くような
浅めの情熱で皆が喜んでくれるならそれは
それで良いかもです。

おかしげなポップスをやって子供から
お金を巻き上げるよりはましです。
書いてるうちに趣旨がどんどん変わって
きてますが、僕のブログなんで良いんです。

ビンテージ楽器の憧れにお金を使うより
現在の技術に投資したい。
ミュージシャンやスポーツ選手、起業家など
一人の人間が必要以上のお金を持つこと
本当にやめてほしい。
素人がプロを評価するのも悪でしかない。
お願いだから好きか嫌いかでよろしく。
なので、音楽評論家を名乗る皆様。最低でも
音楽の知識は身につけてください。
日本をもし誇れる国にするなら、僕らの
世代が良い思いをするのは諦めて、
真面目に勉強したり働いたりしましょう。
一刻も早く、政教分離を!!
食べ物、飲み物の法律をもっと厳しくして!
毒を沢山知らぬ間に体に入れたくない!!

こんなことを、手っ取り早く言えるのが
僕にとってはカントリーなんです。


posted by shinjibass at 22:19| Comment(0) | 音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年03月20日

PJB EarBoxを使ってみました!

まだ開発段階なのですがとても気になっていたので
先取りして使えるなんてとてもラッキー!!
早速届いたその日のライブに持って行ってみました。

場所は小さな箱で、ドラムレス、僕の楽器も開発途中の
Grand Boardというレアな状況でしたが、タッピング楽器
という繊細な楽器だからこそ色々わかるだろうということで
早速一つを自分の前のテーブルに置いてGrand Boardのアンプ
のスピーカー・アウトと接続。そしてもう一つのスピーカーは
PAからヴォーカルなどを送って自分の横に設置。

とりあえず楽器を鳴らしてみてまずびっくり!
アンプから出ている音よりも大きな音がしている
ような気がするくらいの音量でクリアになっていて
ヘッドフォンでの演奏を思わせてくれます。
このEarBoxはある音域以外を徹底的にカットしている
らしく、ベース・アンプのようなローは出ませんが、
代わりに演奏のタッチや音色や音量の変化など、
まるで録音スタジオのようにモニター出来ます!!
楽器をつないでいるアンプの方ではしっかりローを出し、
その音が聞いてる人に届くというある意味理想の状況!!

ヴォーカル・モニターとして使った方も音色が
クリアかつナチュラルで相当歌いやすかったです。
今の所、EarBox のインプットがスピコンだけなのですが
,フォンにも対応してくれると相当便利になりそうです。
そして電源いらずで使えるのはとても楽で良いので、
そのままでヴォリュームを調節できるようになれば
かなり色々なニーズに応えられるんじゃないでしょうか。

二つ持っても苦にならないほど軽く大きさも
持ち運ぶのが面倒にならないほどコンパクトなので、
これから色々な状況でのライブが続くので、その都度
持って行って試そうと思ってます。
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posted by shinjibass at 18:39| Comment(0) | 音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年09月29日

マール・ハガードの自伝を読み終えました!

これもiPadとOCRのコンビネーションのおかげです。
それにしてもこの最高に面白い自伝、日本語になって
出版される日は来るのでしょうか?

数年前に僕の奥さんが翻訳してくれたジョニー・キャッシュの
自伝もかなり面白いのですが、今のところ主だった動きもなく、
出版できるかどうかもわからない状態。そんな中、
しょうもないロック系の人やスタジオ・ミュージシャンのばかり
が出てるような(笑)。

マールの自伝の内容は、ネタバレになってしまいますが、
とにかく20代半ばまで監獄生活を続けていただけあって
破天荒というか、脚本家も思いつかないようなハチャメチャぶり。

そして自伝に書いておきながら、自分の子供には知られたく
無いことばかりだそうです(笑)。

読むのに時間がかかったので、記憶があやふやなところがありますが、
マールがレフティ・フリーゼルに憧れ始めた頃、彼の住むオクラホマの田舎に
キャデラックを発見します。それを見つけたマールが中にレフティ
が乗っていると決めつけ、それを追いかけるために、他人の車を
こっそり借りて(笑)、追いかけるものの、見逃してしまい、その先で
警察に見つかってしまいます。

本人曰く返すつもりだったとのことですが、途中で見つかったので
窃盗ということになり、十代半ばで人生初の監獄暮らしが始まります。

当時のアメリカの田舎は家に鍵もかけることが無いほどのどかで、
当然車もキーがささりっぱなしが普通だったそうです。
とにかく捕まったマールですが、そんな時からランブリン・フィーバー
がおさまらずすぐに脱獄しフュジティヴ(逃亡者)になります。

当然数ヶ月の内に捕まる→投獄→脱獄を繰り返し、最終的には
終身刑の人ばかりの、日本でいう網走刑務所のような過酷な
監獄に入れられます。しかし、そこで出会った友達との話から
Sing Me Back Home が生まれます。そして、その刑務所で
ジョニー・キャッシュのライブを見たり、脱獄した人が
ことごく捕まり、逃げ続けることの愚かさに気づいたり。

転んでもただでは起きません。そんなマールの音楽は、
家出や投獄を繰り返す自分をなんとか守ろうと頑張ってくれた母にあてた
Mama Triedなど、とにかく彼の人生そのもの。

しかも尊敬するレフティの伝統を守り、歌のヒントをくれた
人物がはっきりしてる歌の印税はその歌の主人公に送っている
そうです!!!!

これ以上書くと、この本を読む楽しみが薄れるのでこの辺に
しておきますが、監獄暮らしのマールのとんでもない行動の
数々、成功してからの無茶苦茶ぶり、彼の書く歌詞と何も
変わらない率直で独特な切り口。どれをとっても音楽が
好きな人間にとってはマスターピースになるだろうと思います。
皆さんも読んでみてください!






posted by shinjibass at 02:18| Comment(0) | 音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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