2013年10月17日

センチメンタル・シティ・ロマンス『40周年記念ライブ』

音や音楽的な歴史に関しては、個人的には
現場にいた人の話は鵜呑みにしない方でして。
大概思い込みの部分が強くなることが良くあるし
現場にいた人が偉いみたいな雰囲気は嫌いなのですが、
今回のライブに関しては、40年間の時間の重みと、
場所の空気感が最も大切なライブだっただけに、その場に
いた人にしかわからない、特別な空気が流れていたようです。

考えられないような晴天にめぐまれ、10月のライブなのに
日焼けをしてしまった僕。場所につられてか、肝心のサウンドも
僕のセンチでのライブの経験中でも最高クラス。

堤幸彦監督の協力で15台ものカメラが、場の雰囲気を壊さずに
上手に撮影してくれたり、昔からのセンチのスタッフが沢山集まって
きたり、センチの旧メンバーがかなりの割合で集合したり。
歴代の3人のベース弾きが集合したのも初めての事でした。
客席も含めてあちこちで、数十年振りの出会いが目白押し。

そんな、半ば同窓会ムードも充満する最中、トータル4時間!
センチだけでも30曲は演奏した気がします。
『40周年』。口で言うのは簡単だし、もっと長く続いてるバンドも
外国には存在しているし、途中の解散や活動休止を気にしなければ
同じ位か、それ以上のバンドは思ったより存在するでしょう。

40周年という言葉の響きは、経験すると自分が思っていたよりも
ずっと大変で、評価されるべきだという事を肌で感じました。僕が
考えるよりも、周りの人が評価しているんだなと。

僕自身はバンドに参加してやっと10年。これくらいの歴史の
バンドになると、これでやっとバンドの一員として認識してもらえた
くらいの感じでしょうか。
センチのような活動の仕方のバンドだと、まだまだ70年代から80年代
初頭の記憶で止まっている人も多そうですが、それも歴史のなせるわざ。

とにかくパーマネントなバンド活動を続けていて、世代が交代していっている
バンドは世界にそれほど多くはなく、日本ではセンチメンタル・シティ・ロマンス
というバンドがそれをやっているという事実。

過去に同じ場所で録音されたライブ版が、ファンの間では名盤の一つに
なっているのも、今回のライブが特別になった理由の一つと言えるでしょう。
そんな貴重な場面を経験できてとても誇りに思うし、センチの新旧メンバー、
スタッフの皆さん、そして僕を暖かく迎えてくれたファンの皆様には
感謝、感謝、感謝ですね。

こういうこと、あまり言わないニヒルな僕ですが、40年の重みの前には
素直になってみようと思いました。








posted by shinjibass at 02:30| Comment(2) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年10月04日

Great Expectations 〜グレイトエクスペクテイションズ〜

2013年に結成、3月に初ライブをしてから
のんびりとした活動をしていて、前回の北海道での
ライブで計4回のライブを経験しました。

とにかく『アメリカーナ』を全面に押し出している
バンドなので、演奏前の説明がとにかく難しい。
そもそも『アメリカーナ』の定義も難しいし、アメリカーナの
メイン・ジャンルであるカントリーについても、
それほど浸透していない我が国ではなおさらの事。

アメリカに限らず、そもそも音楽は伝承される芸術、文化だった。
そんな伝統が色濃く残る『アメリカーナ』は、当然自作の曲も演奏
するけど、所謂、伝承することにも重きを置いている。

ライブ、レコーディングに限らず,どんなにヒット曲の多い人でも、
必ず他の人の曲を演奏するし、しっかりと紹介するのが流儀。
決して自分だけで今のキャリアがあるなんて顔はしない。

Great Expectations は、そんな『アメリカーナ』の精神を
かなりの純度で表現している気がする。今後もどんどん純度
が増しそうな気配があるのが、本当に頼もしい。

メンバー全員のキャリアにゆかりのある曲、それぞれの自作の曲、
そして古くて最高にかっこ良いカントリーの名曲達を中心に演奏し、
媚びない、妥協しない。そんなお酒がぴったりな大人の音楽が聞ける事でしょう。

今後もあちこちでライブをすると思うので、名前をみかけたら
ふらっと遊びに来て下さい。
ジャンルとか、音楽とか、そんなことじゃなく、
とにかく気持ちがスカッとすることでしょう。
少なくとも演奏する側はそんな感じです(笑)。




posted by shinjibass at 02:09| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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